立ち回り①では他所サマの講座を紹介しました。あの内容だけで全く問題はないです。
が、ちょっと筆者なりに概論を書いておきます。
立ち回り②では、間合いの重要性を説明します。格闘ゲームを始めたばかりだと自分ではなかなか気づきにくいと思います。
間合いとは、自分と相手との距離、あるいは技が届く範囲のことを言います。どちらの意味をさしているのかは文脈でわかるはずです。
このプレイヤーは間合いの取り方がいい、ユリアンの中足は間合いが長い、といった言い方をします。
試合開始直後ぐらいの間合いを想定してください。
この間合いで自分が牽制技を出しながら相手のジャンプ、ダッシュ投げ、牽制技のすべてを同時に対処するのは無理です。
人間は何かに集中するとそれ以外への対応が疎かになります。いつも全てをケアする事は誰にもできない。この大前提は忘れないでください。
間合いの話を続けます。
もっと近づいて投げが届く間合いになるとどうでしょう。お互いに見てから行動を決められる余裕はありません。何をするにしても闇雲です。
間合いを離します。ユリアンの大足よりさらに遠い距離になります。
相手の牽制技は届かない、ダッシュ投げも届かない、ジャンプは見てからくぐれる、飛び道具も見てからBLできる。
相手の行動のうち、牽制技とダッシュ投げを無視してジャンプと飛び道具にだけ反応すればいいので簡単です。
間合いが遠いと届く技が減るので、相手の行動を見てから対応を決める余裕が生まれます。
間合いが近いと届く技の数が多すぎて余裕がありません。
3rdSTRIKEの一般論として、間合いが近づくとリスクとリターンが高まります。離れると下がります。
お互いの技が届かない(安全)⇔一部の技が届く⇔多くの技が届く(危険)
それぞれのキャラクターに得意な間合い、不得意な間合いがあり、技を当てダメージのやり取りをする以前に、間合いによって有利な状況、不利な状況が方向付けられています。
ユリアンにとってどの間合いが有利なのかは単純には説明できません。相手キャラやプレイヤーによって異なります。
間合いの読み取りは経験を積んで覚えてください。
で、間合いの読み取りに慣れていくために、まず2つだけ気をつけましょう。
1)ユリアンの中足が当たるか間合いどうか。
2)相手の前ジャンプに対処できる間合いかどうか。
1)はトレーニングモードで、前後に歩きながら中足を出します。間合いを見て当たる、当たらない、と口に出して中足を出すと早く覚えられます。
2)はcpu戦で練習しましょう。相手のジャンプに対して、ダッシュくぐりと後ろジャンプ大Kのどちらも可能なのが良い間合いです。
くぐりと後ろジャンプのどちらかだけできる間合いは、適切にそれを選択しましょう。
最初は遠すぎるジャンプをくぐろうとしてアレ?となりますが、そのうち慣れます。
これも口に出すといいでしょう。間合いを見てヤバイ、OK、ヤバイとつぶやきながら相手が飛んだのを見て、くぐりと後ろジャンプで対処します。
試合中に一度もガードやBLをしないのが理想です。
間合いの重要性と間合いの読み取りは以上です。お疲れ様でした。
立ち回り③は間合い別の行動の方針について説明します。
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