2012年6月3日日曜日
『空中コンボと削減値』
今回は、空中コンボの仕組みについて説明します。
画面端のリュウを相手に屈大P→EXタックル→EXタックル→EXタックルとやると、
3回目のEXタックルから相手が無敵になり当たらなくなります。
空中の相手に追撃できる回数には制限があります。この回数は追撃する技により変化します。
これを技の『削減値』で表現します。
まず、空中の相手は削減値を6持っています。そこに削減値1の技なら6発追撃できます。
削減値3の技なら2発、削減値6の技は1発だけ追撃できます。
ユリアンの主要技の削減値は次のようになります。
屈大Pは削減値2。EXヘッドが削減値3。その他の技は1ヒットごとに1。
例として、画面端のEXタックルコンボの削減値を確認します。
屈大P(2)→EXタックル(1+1)→大タックル(1)→中タックル(1)で削減値の合計が6になり、
追撃終了です。浮かせ技である屈大Pも削減値を消費します。
もう1つ例として画面中央のEXヘッドコンボを見てみましょう。
屈大P(2)→EXヘッド(3)→大タックル(1)で合計6。これ以上は当たりません。
これが理解できれば削減値の考え方はOKです。
ここで、スフィアの削減値は1です。スフィア空中ヒット時の残り削減値は5になります。
屈大Pの削減値は2なので、残りは4。
スフィア空中ヒットで始まるコンボはタックルが一発多いのはこれが理由です。
削減値を使い切ってしまうと、それ以上は相手が無敵になるのですが、若干の例外があります。
例えば、ケンの神竜拳などは空中で6ヒット以上当たります。
これは、削減値を使い切ってからも、ごく短い間は追撃できるというシステムです。
簡単に言うと、ドン、ドン、ドンは当たらないがドドドドドは当たるということです。
ユリアンはそのような技を持っていないので、ほとんど関係ありません。
もう1つの例外が空中ヒットの途中で相手がスタンした場合です。
空中でスタンすると削減値が6に戻って酷いコンボが入ります。
ユリアンは相手を空中でスタンさせる機会が少ないので、ほとんど関係ありません。
(SA2ユピテルサンダーを使う場合は重要ですが、今は置いておきます)
上記の説明で、空中コンボは削減値6を全て使うのがお得とわかりました。
ところが、削減値余りは損ばかりでもないのです。
削減値を残したまま着地すると、リバーサルで必殺技やSAが出せません。
この現象を『TDK』と呼びます。立川の大吉さん、という方が発見したと言い伝えられています。
TDKについて、具体例を見てみましょう。
画面端のリュウを次のように攻めます。
屈大P→中タックル→立ち中P→3択(6大P、屈中K、歩いて投げ)
この時、リュウ側は着地にリバーサル昇竜拳を出せないのです。
タイミングを合わせてコマンドを入力すると何も起こりません。
ユリアン側は反撃を警戒せずに3択を仕掛けることができます。
リュウ側もBLや投げは可能ですし、タイミングをリバーサルから1F遅らせれば
昇竜拳やSAを出すことができるので、利点と呼べるほどではありませんが、
知っておいて損はない情報です。
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