2012年6月3日日曜日

『差し合い基本編①置き技』


相手にダメージを与えるためには、近づく必要があります。たとえば投げと打撃で二択をかける場合、投げ間合いまで近づかないとどうしようもありません。
中段攻撃の6大Pと下段攻撃の屈中Kで二択をかけるときも、その間合いまで近づいてからです。
相手に近づくには、前ジャンプと前ダッシュが手っ取り早いですね。では、ピョンピョンジャンプ、ガンガンダッシュで攻めていけるでしょうか?
答えは、「できればそうしたいけど無理」です。

前ジャンプで近づこうとすれば、相手は必ずそれに対処します。対空BLや対空技を出せばいいのです。
ジャンプしている側が、技を出す、または空中BLしか選択肢がないのに対し、
対空側はBL、地上対空技、ダッシュでくぐる、昇りジャンプ対空技など選択肢が多いので、
基本的に、ジャンプした側が不利な状況で読み合いになります。

前ダッシュも対処されます。ダッシュを見越して技を出しておきます。ダッシュ中は無防備なので、技が当たります。キャラによってはそこからSAまで繋がります。
ジャンプとダッシュでがむしゃらに近づこうとする相手には、こちらから近づく必要がありません。
その2つに適切に反撃すれば勝てます。そういう勝ち方を、俗に、処理する、と呼びます。

処理して勝とうとするプレイヤーは、次のような動きをします。
相手がダッシュしそうな間合いになったら、とりあえず技を出す。出が早く、隙が少なく、キャンセルがかかる技を選びます。
リュウ、ケンの屈中Pや屈中Kなどが典型例です。ダッシュが来たら技があたります。
ジャンプの場合は技が空振りますが、ジャンプ攻撃に対してBLなどが間に合います。
相手が何もしなければ空振り。このゲームでは通常技の空振りでも少しゲージが増加します。
ジャンプとダッシュに対処できてゲージも稼げるので、お得。そういう意味です。

こういう技の出し方を『置き技』といいます。
空振りが前提だが、相手が動こうとすると当たります。
ケンの屈中P
ケンの屈中K


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