2012年6月3日日曜日

『差し合い基本編④まとめ』

これで『置き技』『差し返し技』『当て技』が3すくみになっている事を説明しました。
この3種類をめぐる一連の駆け引きを、差し合い、または地上戦と呼びます。

実際の対戦では、キレイに噛み合うケースはマレですが、動きの方針として、
『置き技』の多い相手ならダッシュを控える、
『差し返し技』を狙う相手には危険な距離での空振りに注意する、
積極的に『当て技』を使う相手にはこまめに技を置く、
といったように考えていきましょう。

ユリアンの地上戦の性能を確認します。主軸になる技は屈中K、立ち大Pです。
歩きが遅く距離調整が難しいこと、技の発生が早くないことから『差し返し技』は弱いです。
ですが、持続が長く硬直が短いため『置き技』の性能は抜群です。容易には差し返されません。
間合いの長さから『当て技』も優秀です。歩かずに相手にガードさせられます。

ユリアンの地上戦は、相手の技が当たらないがユリアンの技は当たる距離で、
屈中Kと立ち大Pをブンブン振り回し、相手を押しながらゲージを稼ぐのが基本路線です。
屈中Kと立ち大Pの間合いはしっかり覚えましょう。その他に垂直ジャンプ大Kも非常に強い技です。
困ったらコレというほどの高性能技なので、ぜひ取り入れてください。

遠い間合いでは一方的に強いユリアンですが、相手の技が当たる間合いは危険です。
例えば、相手がケンなら屈中K→疾風迅雷脚がありますが、ユリアンの技はキャンセルの効かないので、
リターン(相手に与えられそうなダメージ)は小さく、リスク(自分が食らいそうなダメージ)が大きいのです。
それ以外にも、ケンは屈中Pなど小回りの利く技で手を出し続けられるのに対し、
ユリアンの技は出が遅く回転率が低いため、相手にペースを取られやすいです。
危険な間合いになったら、まずはガードでしのぎ、相手のダッシュとジャンプに警戒しながら、
隙を見てバックダッシュやバックジャンプで間合いを離すのが基本です。

ところで、このゲームにはBLがあります。差し合いの説明においてBLには一切触れませんでした。
初心者の間は差し合いでのBLはオススメしません。
前に歩いて技を誘い、下がる代わりにBLして反撃することは勿論可能です。
見た目もカッコいいです。しかし、先ほど述べたリスクリターンを思い出してください。
差し合いの間合いでBLに成功した場合、ユリアンの反撃は立ち大P程度です。
一方でBLに失敗すると、屈中K→疾風迅雷脚です。明らかにリスクの方が大きい行動です。
勝負を怖がらないことは重要ですが、まずは自滅しない動きを覚えましょう。

差し合いの項目は以上です。ユリアン攻略というよりは、全キャラに通じる一般的な話をしました。
『置き技』『差し返し技』『当て技』の強弱関係は、このゲームの中核概念です。
どうして良いかわからなくなったら、ここに戻ってください。
文字ばかりで面倒でしたね。お疲れ様でした。

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